美容師なら共感できる!? 美容師あるある20選をジャンル別に紹介
美容師として毎日働いていると、
「こんな瞬間よくあるな」
「こんな特徴のお客様によく出会うな」
と感じることがあるのではないでしょうか。
本記事では、美容師ならではのあるあるについて、ジャンルごとに計20項目を紹介します。
【施術編】美容師あるある5選
まずは、サロンでの施術時におけるあるあるです。
かゆいところが「ある」と答える人はほぼゼロ
「かゆいところはありませんか」と聞くのは、シャンプー中の定番の質問。
しかし、実際に「ある」と答えるお客様はほとんどおらず、一応聞いているというケースが多いのではないでしょうか。
シャンプーに頭を持ち上げられがち
お客様は気を遣ってくれているのだと分かっていても、シャンプー中に頭を持ち上げられて困った経験があるのではないでしょうか。
首の下に隙間が生まれて服が濡れてしまうこともあるため、なるべく頭を預けてほしいと思う方は多いはず。
相槌で頭が揺れ、施術しにくい
カット中にお客様とのトークが弾むのは悪いことではありませんが、会話の相槌が多いと頭が揺れてしまい、カットしにくいと感じる美容師さんも多いようです。
また、お客様がスマホに夢中になっていて無意識に頭が動いてしまう場合もあるため、施術時に困るあるあるの一つといえます。
市販のシャンプーでおすすめを聞かれる
シャンプーを販売している店舗では、「市販ならおすすめはどれですか?」と聞かれやすいことも特徴です。
しかし、市販のシャンプーは種類が多いため美容師でも把握しきれず、質問の回答に悩んでしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
腰痛と手荒れがきつい
立ち仕事であるため腰への負担が大きく、腰痛で悩む方は少なくありません。また、薬剤やシャンプー、トリートメント剤などを素手で扱い、何度も手を洗う必要があるため、手荒れしやすいことも特徴です。
職業病ともいえますが、ひどい場合は美容師の道を諦めざるを得ない場合もあるようです。
【日常編】美容師あるある5選
続いて、日常におけるあるあるを紹介します。
爪が黒くなってしまう
カラーをする際に行う乳化(シャンプー中のマッサージ)により、直接カラー剤に触れなければなりません。
そのため、シャンプー時についたカラー剤が蓄積し、爪が黒くなる人が多いようです。
生活が不規則になりがち
お店が忙しい日は、朝から終業後まで何も食べられない、施術の合間に急いで食べなければならない、などの場合も多いのではないでしょうか。
生活が不規則になると睡眠不足やストレス、パフォーマンスへ影響を与えやすくなるため、適度な休息が欠かせません。
出勤は寝癖&ノーメイクが基本
お店についてからヘアセットやメイクをする美容師さんも多く、寝癖がついていてもあまり気にせず、すっぴんのまま出勤しているようです。
オープン前までに身だしなみを整えれば良いため、同じようにノーメイクで出勤する人もいるのではないでしょうか。
食べるペースが早くなる
スケジュールが詰まっていて忙しい日の場合、ゆっくりご飯を食べる暇がないことも多いのではないでしょうか。
そのため、早く食べる癖がついてしまう人も多く、日常的に食事のペースが早くなりがちとも言われています。
すれ違う人の髪型が気になってしまう
外出している際、すれ違う人の頭が気になってしまう美容師さんは多いようです。
特に、都心を歩いている人たちはおしゃれに対する意識が高い人も多く、さまざまな髪型を見て参考にしている方もいるのではないでしょうか。
【休日編】美容師あるある5選
次に紹介するのは、休日でつい職業癖を感じてしまいやすいあるあるです。
休日は講習会や練習会でなくなる
定休日が決められていても、休日に開催される講習会や練習会があるため休みという休みがない、という方も多いのではないでしょうか。
特にアシスタントのうちは、早く技術を身につけるために休日も練習会に参加していることが多いようです。
休日もサロンスタッフと一緒にいることが多い
お店が休みの日でも講習会や練習会があるため、サロンスタッフと時間を過ごすことが多いようです。
スキルアップとリフレッシュのバランスを大切に、休日を過ごすことがパフォーマンス向上に繋がるでしょう。
家に友達が来るとウィッグの多さに驚かれる
美容師さんからすると日常的な光景かもしれませんが、昔からの友達が家に来た際、ウィッグの多さに驚かれることもしばしばあるようです。
カットウィッグはトレーニング中の欠かせないアイテムであるため、業界ならではのあるあるかもしれません。
帰省するときはほぼ必ずカットを頼まれる
お盆休みや正月休みなどで帰省する際、家族や親戚からカットを頼まれた経験がある方も多いのではないでしょうか。
美容師さんの中には、帰省する際は必ずハサミを一緒に持っていくという方もいるようです。
自分が美容院に行くときは全く喋らない
自分がお客様に施術するとき、積極的に会話の話題を作るようにしている方は多いでしょう。
しかし、実は会話があまり得意ではない、業務以外で会話をリードしたくない場合、「自分が美容院に行くときは喋らない」という方もいるようです。
【新人編】美容師あるある5選
最後に、新人美容師のあるあるを紹介します。
現在アシスタントとして上を目指している方は現状と重ね合わせ、現在スタイリストとして活躍している方は昔の自分に重ね合わせて、共感できるものがないか探してみてください。
お客様と会話が続かない
業界に入りたての頃は、施術中にお客さんと何を話せば良いのか分からず、会話が続かない蹴権をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
定番のネタや話題の振り方などを押さえておくと、会話の引き出しを広げられるかもしれません。
施術に必死で会話どころではない
お客様と何を話すべきかを考える以前に、駆け出しの頃は施術に必死で会話どころではないという方も多いようです。
技術を身につけるうちに会話できる余裕も生まれやすくなるため、一人前の美容師を目指してスキルアップしていくと良いかもしれません。
髪を乾かしているフリをして襟を乾かす
美容師さんであれば、「シャンプーの際にうっかりお客様の襟を濡らしてしまった」という経験が一度はあるのではないでしょうか。
また、その後のドライヤーで髪を乾かしているフリをして、濡らしてしまった襟を乾かすというのもあるあるのようです。
スタイリストとの連携が難しい
スタイリストから施術の難しい部分でパスされたとき、どうすべきか悩んでしまい、連携が難しいと感じるケースは多いようです。
お店の方針やスタイリストさんによってやり方が異なる場合もあるため、状況に応じて対応できるようにしていくことが欠かせませんね。
スタイリストになれるか不安を感じる
「自分はアシスタントのままかもしれない」「このまま続けていて、本当にスタイリストになれるのか」と不安に思う方は多いようです。
今は一流のスタイリストとして活躍していても、アシスタント時代は不安で仕方なく、一生懸命に努力した過去がある方もいるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、美容師ならではのあるあるを紹介しました。「懐かしい」と感じるものもあれば、今現在の状況と重ね合わせて共感できるものもあったのではないでしょうか。
自分では普通のことだと思っていても、他業界の人からすると珍しく感じることがたくさんあるはずですので、会話のネタなどに使うと面白いかもしれません。